2015年 03月 13日
真っ赤なスープ |
ESLのクラスで一緒になった
ウクライナ人のローナさんに、
ボルシチの作り方を教えてもらった。
ボルシチという名前は聞いたことがあり、
有名なロシア料理とは知っていたけれど
食べたことはなかった。
ビーツを入れるとのことだが、食べたことがない。
スーパーで探してみたら、売ってはいたが
黄金のビーツ、赤いビーツなどいろいろある。
どれがいいのか分からず、再度確認したら
赤いビーツがいいとのこと。
でも結局生のビーツの扱い方が分からず、
悩んだ末、缶詰のビーツを使うことにした。
教えてもらった通り、水にお肉を入れ、煮立たせる。
「水からじゃないとダメ」
と言われた。
お肉の種類は何でもいいとのこと。
その後、オリーブオイルで炒めておいた
ジャガイモ、ニンジン、ビーツなどの
野菜を入れていく。
そして、塩コショウで味付け。
というシンプルなものだった。
ネットのサイトで見るとサワークリームを
載せるのもあるそうだが、
ローナさんのボルシチは入れないと。
食べてみると、さっぱりとした
ベジタブルスープが出来上がった。
私が持っていたボルシチイメージは、
ワインなどに合うこってり料理だったが、全然違う。
日本の友達が
「ビーツって砂糖の原料じゃない?」
と教えてくれたが、甘くもなかった。
ただ、見た目は赤いビーツのおかげで
「真っ赤っか」。
一瞬トマトスープみたいに見える。
ローナさんは
「ウクライナ料理はとってもヘルシー。
野菜をいっぱい使うの。」
と話していた。
本当にヘルシーでさっぱりしていて
美味しかった。
日本のお味噌汁のような感覚で
毎日食べられる感じ。
ボルシチを作ったら、次はキャベツを
使った料理を教えてもらうことになっていた。
なのに、彼女はクラスに出てこなくなってしまった。
何か事情があったのか分からない・・・。
本当は「作ったよ」って、写メを見せて
話がしたかったのに。
なんだか寂しい味のスープに
なってしまった。
by chamjam
| 2015-03-13 11:52
| 学校