2016年 03月 21日
7つのS |
今日、イランのお友達のお家へ遊びに行った。
そこで見せてもらったのがこちら。
お正月には「7つのS」を飾るのが一般的なんだって。
(春が来たのを祝うという意味もあるらしい。
日本での春分の日と一緒だね)
ペルシア語なのでよく分からなかったけど
ニンニク、酢、ドライフルーツ、スパイス、ペースト状の食べ物・・など。
イランでは「7」という数字がラッキーなので7種類の縁起物、ということらしい。
それぞれの物に意味があるのだそうだけど、覚えてないとのことで
調べてみると・・。
Sieb(りんご) 美しさ、Sabze(緑色の草) 再生、
Samanoo(モルト、小麦から作られたお菓子) 豊かさ
Senjed(グミ) 愛、Seer(にんにく)清潔さ、健康
Serke (酢)喜び、 Sonbol(ヒヤシンス)春。
また、植物、コーラン、鏡、コイン、ろうそくなども飾られるけど
各家庭によって飾られるものが若干変わってくる、のだそう。
2月には、中国や韓国、ベトナムの人達が
「ルナニューイヤー」を祝っていたけど、
イランにもお正月文化があるなんて知らなかった。
いろんな文化を知ることが出来て面白い。
でも、日本のお正月の紹介は私には無理かも・・。
お節、作れませーん。
今日集まったのは7人。
そこでトランスジェンダーの話になった。
シアトルは内陸部の州よりも開放的で
トランスジェンダーへの偏見なども比較的少ないそう。
最近の言い回しで、その人の事を
「they」と表現することが増えてきたのだそう。
英語では、3人称で「he」「she」を使うけど
トランスジェンダーの人は、heでもsheでもない。
そのため「they」という表現を希望する人がいるんだって。
・・・they。人が複数いるときに使うよね・・。
それを1人として扱うのはどうも混乱しそう。
しかも、見た目その人が、heなのかsheなのかtheyなのか
難しいこともあるだろうし。
もういっそのこと、heもsheもtheyも止めて
全部ひっくるめた新しい三人称を作っては?
と言いたくなる。
その点日本語は主語を言わないことが多いので、
こういう時は便利かも。
by chamjam
| 2016-03-21 18:10